スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category [スポンサー広告] | --.--.--(--) PageTop

モーツアルト・チョコレート・クリーム・リキュール  (オーストラリア産リキュール)

ザルツブルクでは、モーツアルト・クーゲルンという名のチョコレート・トリュフが名物になっている。
球形をしており、金色の紙に包まれている。それにヒントを得てデザインされたのが、このチョコレート・クリームリキュールのボトル。
製品は、ミルク・チョコレート、ヘーゼルナッツ・ヌガー、キルシュワッサーの3つの原料を一体にミックス。甘味な味で発売された。初期の製品のアルコール度数は20度、エキス分は28%、粘度も濃かったが、1991年に品質を改良。現在のようなアルコール度数、エキス分にし、粘性も低くして、スムーズでライトなリキュールになった。これによって、デリケートなチョコレート風味が、いきいきと引き立つリキュールになった。
現在の製法は、良質のチョコレートにヘーゼル夏を加え、ある一定の温度を保ちながらよく混ぜて、チョコレート・ヌガーと作る。このヌガーに、さらにチョコレート粉末、ミルクを加え、キルシュワッサーを首都したスピリッツを加えて5時間放置した跡、ホモゲナイザーにかけ、原料の粒子を均質化する。そして、35度から40度のタンク内に3日間おいてから、製品となる。
やわらかな香ばしさ、ゆったりした甘さ、それに加えて華やかな味わいが備わっており、飲むデザートと言っていい佳酒である。

モーツアルトチョコレート

スポンサーサイト
Trackback [0] | Comment [0] | Category [リキュールの知識] | 2014.02.28(Fri) PageTop

フランジェリコ  (イタリア産リキュール)

このヘーゼルナッツから作るリキュールの一般的製法は、ヘーゼルナッツのみを破砕し、中性スピリッツに浸漬して香味成分を抽出したあと、浸漬液の一部は蒸留し、一部はそのまま濾過する。そして、両者をブレンドしたあと、水、シロップなどを加えて製品となる。
フランジェリコは、イタリア北西部のピエモンテ州に本社をおくワイン商社バルベロ社(創業1891年)が、1978年に発売したもの。
フランジェリコというのは、伝説に登場する僧侶の名。17世紀に、ピエモンテ州とリグリア州の境目の山中、ポー川の源流に近いところに、世を捨てたフランジェリコという宅鉢僧侶が住みつき、山や森から収穫した材料で酒を作ってたという。そのひとつに野生のヘーゼルナッツの酒があったが、それを現代に復元したのがこのバルベロ社のリキュールということである。
現在、このリキュールは、次のような材料から、浸漬法、蒸留法を併用して香味液を抽出している。
ピエモンテ州産の焙煎したヘーゼルナッツ、焙煎したカカオ豆、焙煎したコーヒー豆、バニラ、ビター・アーモンド。
他に、少量のスイート・オレンジの花弁、スイート・オレンジの果皮、マンダリン・オレンジの果皮、シナモン、カーダモン。
これからの抽出液を調合したあと、中性スピリッツとシロップを加え、4ヶ月間オーク樽で熟成してから、水を加え、カラメルで色を微調整して、瓶詰めする。
味わいはナッツの香りが支配的だが、他の植物成分も心地よく溶けこんでおり、マッタリとした複雑味を呈する。
つまり、突出した香味がなく、実にバランスのよい味わいのリキュールになっているのである。


ふらんジェリコ

Trackback [0] | Comment [0] | Category [リキュールの知識] | 2013.12.26(Thu) PageTop

ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュクリーム  (アイルランド産リキュール)

ベイリーズは、1974年にアイルランドのダブリンでR&Aベイリー社が開発した製品。アイルランドは、酪農の盛んな国で、昔からウイスキーにクリームを入れて飲む風習があった。
その伝統的飲み物を製品化しようと考えたのが、このリキュール誕生のきっかけ。
アイルランドの蒸留酒とクリームを一体にしたリキュールを開発し、ベイリー社を興して発売するに至ったもの。
ベイリーズの内容構成は、50%が新鮮なミルクから分離したクリームとバター脂。10%がアイリッシュウイスキー、7%が中性スピリッツ、20%が砂糖、13%がチョコレートなどのフレーバー成分と水、となっている。
新鮮なミルクからのクリーム処理は、バージニアミルク会社の近代的設備で36時間かけて行われ、冷却したままベイリー社に運ばれ、すぐリキュールの材料として使われる。
アイリッシュウイスキーは、ジェムソンやタラモアデューなどの蒸留しているアイリッシュディスティラーズ社ミドルトン蒸留所で蒸留され、4~5年熟成したものが使われ、中性スピリッツはコーク市のカーバリー社の物が使われる。
チョコレートフレーバーは、オランダのクエスト社、フランスのメロ社などから供給されている。なお、フレーバーには、コーヒー、ココナツ、バニラが隠し味として添えられていると推定される。
こうした材料を混然一体化し、分離しないようなリキュールにするため、当然ウイスキーとクリームを混ぜたあと、ホモゲナイズ(分子を均一に分解させる)という工程が必要だが、クリームのかなに、牛乳のプロテインを一部残し、それで製品の品質を一定期間安定させる方法が採られている。
こうしてベイリーズは、ベージュ色をしたクリーミーな酒として生まれてくる。
味わいは『大人の飲むミルクセーキ』といったところだ。ただ、取り扱いに当たっては、酒というよりも乳製品と考えるべきで、開栓したあとは冷蔵保存すべきであり、しかも早いうちに使い切ったほうがいい。
また、カクテルに使用する場合、柑橘系のジュースやトニックウォーターのような炭酸飲料を使うと、クリームが分離するおそれがあるので、そうしたものの使用は避けるべきである。
なお、最近、ベイリーズのボトルの裏ラベルには賞味期限というべき年月が記されている。この期間を過ぎても飲用にさして問題はないが、あまり長期間保存すると凝固することがある。
その場合輸入元に電話すれば新しい方品と交換してくれることになっている。素晴らしいアフターケアーと言っていいが、バーの場合はその期限以前に使いきってしまうのが見識というものだろう。


ベイリーズ

Trackback [0] | Comment [0] | Category [リキュールの知識] | 2013.12.06(Fri) PageTop

ディサローノ・アマレット  (イタリア産リキュール)

このリキュールの起源については、ひとつの伝説がある。1525年、イタリアのミラノ市の北にあるサローノ町のサンタマリア・デッレ・グラツィエ聖堂で、ベルナルディーノ・ルイーニという画家がキリスト生誕のフレスコ画を描いていた。
彼は、街の宿屋に泊まって聖堂に通っていたが、その宿屋は若く美しい寡婦が女主人として経営していた。
ベルナルィーノはその美しさに惹かれ、彼女をモデルにして聖母マリアの顔を書き、また彼女の肖像画を描いてい進呈した。
女主人は、そのお返しとして甘い香りのリキュールを作り、画家に捧げた。
そのフレスコ画は、今もサローノ町の聖堂に保存されているというが、その時のリキュールを19世紀になって復元したのが、現在のアマレット始まりだという。
復元したのは、サローの町でレイナ食料品店を営んでいたカルロ・ドミニコ・レイナ。1807年に、伝説の酒を近代的な粧いのもとに町で売りだした。当時、ミラノ地方の銘菓としてマジパン(アーモンドの粉末と砂糖の結晶を合わせた製菓原料)と、アーモンドのブランラデー漬けとで作ったアマレッティというケーキがあった。復元したリキュールの香りがそのケーキの香りに似ていたので、アマレット・ディ・サローノ(サローノ町のアマレット)という酒名をつけたという。
好評で迎えられたので、カルロは1817年にリキュール工場を建設し、本格的製造に乗り出した。そして、企業名もレイナ食料品店からロンバルディア・リキュール・ワイン製造会社に改めた。その後、1939年に、長い社名の頭文字だけを採ったILLVA(イルヴァ)を社名にして、現在に至っている。
製品はシチリア島さんのあんずの核をアドリア海沿岸のペスカラ町で蒸留し、ビター・アーモンド・フレーバーを持った原液をサローの町に輸送する。そして、ブドウから高濃度に蒸留したスピリッツに配合し、17種類のハーブやフルーツから抽出した液をブレンドして、香味を調え、シロップを加えて熟成してから製品となる。
このアマレット・ディ・サローノが成功するにつれ、他社もアマレットと名乗る類似品を発売するようになった。
そこで、混同されるのを避けるため、この本家本元の製品は、1992年からディサローノ・アマレットと名称を変えている。


ディサローノ・アマレット

Trackback [0] | Comment [0] | Category [リキュールの知識] | 2013.11.08(Fri) PageTop

ノチェロ  (イタリア産リキュール)

ノチェロは、イタリア産のくるみのリキュールである。
クルミは、英語でウォルナッツ、イタリア語でノチェ。原産地はイランで、紀元前に地中海沿いの南欧に伝わっている。
中世、イタリアでは、女の子の誕生とともにクルミの木を植え、結婚するときにその気で作った家具をもたせる風習があった。また、花嫁を祝福して、クルミを投げる風習は、ずっと続いてきたという。
ノチェロの製造元トスキ社は、エミリア・ロマーニャ州ボローニャ市の西北方にある小さな街ヴィニョーラの酒造メーカー。創業は1945年、第二次世界大戦の終結した年である。この街のトスキ家は、蒸留酒漬けのチェリーを家伝として作ってきたが、この終戦の年に、トスキ兄弟がこれを企業化して発売したところ、好評を得た。
ヴィニョーラ街周辺は、チェリーの名産地であるとともに、りんご、西洋梨、プラム類の名産地でもある。
それらのフルーツを使って次々と新製品を開発し、会社は発展の一路を辿った。
その発展の裏には、原料果実を選びぬき、蒸留酒も自家製の良質なものを使うという品質本位の企業姿勢があって、それが人々の信頼を勝ち得たという点を見逃す訳にはいかない。
そして商品の多角化を測り、フルーツブランデー、リキュール、シロップにまで進出し、それらの生産で培われたノウハウの集大成として生まれたのが、このノチェロというクルミのリキュールなのである。
また殻に緑色の残っている状態のクルミのみを破砕し、一部は浸漬・ろ過して、原液を作る。ナッティで芳しい香りを持ったその原液に、独特のノウハウに基づく植物成分を配して香味のバランスを取り、シロップ、水を加えて製品となる。
穏やかなアルコール分の中に、クルミの芳醇な香りが溶け込み、クルミの実の外皮による僅かな苦さがあじわいのアクセントになっている。

ノチェロ

Trackback [0] | Comment [0] | Category [リキュールの知識] | 2013.10.29(Tue) PageTop


 検索フォーム
 カテゴリ
 最新記事
 おすすめ!
 最新コメント
 最新トラックバック
 月別アーカイブ
 FC2カウンター
 メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 おすすめサイト!
 RSSリンクの表示
 リンク
 ブロとも申請フォーム
 QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。