スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category [スポンサー広告] | --.--.--(--) PageTop

マクダフ  (ハイランドモルト)

モルトウイスキーの場合、蒸留所名がそのままブランド名になっているところがほとんどである。
このマクダフは、蒸留所名とブランド名(グレン・デブロン)が異なる数少ない例外の一つ。オフィシャルのシングルモルトはグレン・デブロンだが、びん詰業者のものは蒸留所銘そのままにマクダフで出ている。
味については、ハイランドモルトの平均点というところだろうが、ボトル、ラベルデザインともモルトウイスキーらしくなく、印象が弱い。シングルモルトは個性を楽しむ酒だから、もう少し工夫が欲しかった気がする。
ただし日本でも最近出まわるようになった写真のボトルはその限りではなく、デザインも中身もずいぶん改善された。驚くほどスムーズでクリーン、食前酒としても食後酒としてもいけるだろう。
マクダフ蒸留所はパンフシャーの中心地、バンフの東端にあり、バンフとはデブロン川を挟んだ対岸のマクダフの小さな町に建てられている。
蒸留所の正面にはデブロン川が流れ、そこの海まではすぐの距離である。ちなみにデブロン側はロッシー側、スペイ川と並んでスペイサイドモルトの子京都も言われ、またサーモンが数多く遡上することで知られている。マクダフはもともとダウンと呼ばれている小さな村であったが、この地を支配したファイフ伯ジェームズダフの名前をとって、1738年に現在のマクダフに改められた。意味は、ゲール語で「ダフの息子」である。
創業は1962年と新しいが、10年後の1972年、ウイリアムローソン社が同社のブレンデッド、ウイリアムローソンズの原酒モルトを確保するために買収、現在に至っている。
買収の際に蒸留所は増改築が施され、ダークグレインの製造工場も敷地内に併設された。
ダークグレインとは、ウイスキーの製造過程の中で生じる副産物のことで、これは家畜用の重要な飼料となる。もともとマッシングの際できる麦汁の絞り粕も、アルコールを蒸留した跡のモロミ液も、家畜の飼料として利用されてきたが、これを乾燥圧縮し小さなペレット状にすることによって輸送も貯蔵も容易になった。
現在では、蒸留所に併設してダークグレイン工場を備えているところが増えてきている。
ポットスチルはスワンネック型で、創業時は2基だけであったが1968年に増設して現在は4基。仕込み用水は、デブロン川に支流であるゲリー川の水を利用。ユニークなのは蒸留所内に独自のクーパレイジ(樽製造部門)を持っていることで、これも現在では数が少なくなっている。


マクダフ

スポンサーサイト

Trackback [0] | Comment [0] | Category [モルトウイスキーの知識] | 2014.03.02(Sun) PageTop

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



Comment

Private

 


 検索フォーム
 カテゴリ
 最新記事
 おすすめ!
 最新コメント
 最新トラックバック
 月別アーカイブ
 FC2カウンター
 メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 おすすめサイト!
 RSSリンクの表示
 リンク
 ブロとも申請フォーム
 QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。